2012年06月21日

【子供のためのシェイクスピア】ヘンリー六世 第三部/リチャード三世

《劇団さんに聞きました!VOL110》

子供のためのシェイクスピア 
ヘンリー六世 第三部/リチャード三世
豊島区立舞台芸術交流センターあうるすぽっと(東京都) 2012/7/14(土)〜2012/7/22(日)
公演詳細はこちら
びわ湖ホール 中ホール(滋賀県) 2012/8/11(土)
公演詳細はこちら



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制作・千葉乃梨子さんにご回答いただきました。

<どんなストーリーですか?>
15世紀にイングランドの王座を巡ってランカスター家とヨーク家の間で繰り広げられた「薔薇戦争」、
『ヘンリー六世 V』と『リチャード三世』ではその争いの中心を描いています。

『ヘンリー六世 V』:ランカスター家出身のヘンリー六世は王位の正当性を主張するヨーク公に迫られ
次の王位はヨーク家へ譲ると約束してしまう。
それに激怒したのは王妃マーガレット。皇太子の王位継承のため、自ら軍旗をかかげヨーク家との戦いに
出向いていった。両家の憎しみに憎しみを重ねる戦い、その中に悲惨な現実を嘆くヘンリーの姿があった。

『リチャード三世』:戦いは終わり、王冠を戴くのはヨークの長男エドワード。王権をめぐる争いはヨーク家が勝利を収めたのだ。
しかし、惨劇はまだ終わりではなかった。ヨークの三男リチャード、彼はその醜い姿に残忍な心を宿し、
賢さと巧みな言葉を武器に王座に忍び寄ろうとしている。その計画は綿密なもの。リチャードが恐れるものは何もない!


<みどころを教えてください>
『ヘンリー六世』と『リチャード三世』というと、全く違う物語の様ですが、実は内容がつながっている作品です。
『ヘンリー六世』の第一部から第三部までを一挙に上演することはあっても、その後に続く
『リチャード三世』とのつながりを一度に観ることができる機会はなかなかないので、
是非観ていただきたいと思います。

この二作品がつながることで、優しいけれど弱腰なヘンリー六世と残忍で何者をも恐れぬリチャード三世との
キャラクターの対比がはっきり分かりますし、
『ヘンリー六世』の第三部では見られなかった薔薇戦争の最後を見届けることができます。

『リチャード三世』から観て『ヘンリー六世 V』を観るのもお勧めの見方で、
「この人たちはこうやって出会ったのか」「こんなバックグラウンドが!」など
某SF映画の4,5,6を観てから「エピソード1」を観るような面白さがあります。

また、総勢10名の出演者でこの二作品を交互上演してしまうところもみどころです。
原作では役名がある登場人物だけでも二作品合わせて70人を超えるのに、10人で演じてしまうのですのですから。
どんな構成になっているのか、一体誰が何役やっているのか、気になる方は是非劇場に足を運んで下さい。


<今回の公演の予定上演時間・休憩はありますか?>
『ヘンリー六世 V』『リチャード三世』とも休憩15分を挟み、
2時間15分程度の上演となる予定です。


<会場でDVDやグッズなどの販売はありますか?その内容は?>
会場では公演パンフレットを販売します!
複雑な登場人物の関係図や、気になる出演者のことはもちろん
いろんな情報満載の楽しいパンフレットになる、予定です。
ただいま作成中!


<ご自分の公演以外で、最近見てすごいと思った公演を教えてください。(演劇以外でも構いません)>
『KAAT the ツアー』
劇場のバックステージツアーを謎解き形式にしたもので、参加してとても楽しかったです。
普段演劇を観ないような方も参加なさっているようだったので、
劇場に来ていただくきっかけづくりとしてもとても良い企画だと思いました。


<どんな人に見てもらいたいですか?>
シェイクスピアって長いだけなのでは?と思っている方や、
演劇を観てみたいけどどういうものを観ればいいのか分からない…
という方に是非観ていただきたいです。

また、反対に演劇大好き!シェイクスピア大好き!
という方にも観ていただきたいです。
物語の本質をしっかりとらえていて、かつ洒脱さも面白さもあって、納得の舞台のはずです。
できることならシェイクスピア本人にも観てもらいたいといつも思っています。


<初めて見る人へメッセージ>
難しいと思わずに、気軽にいらして下さい。
一人でももちろんですが、お子様やお友達と一緒にいらしても楽しんでいただけると思います。
このシリーズはお客様のリピーター率がとても高いので、
一度観ていただくと面白くてまた観に来たくなる公演であることは間違いありません。

割引き料金の設定などもありますので、お気軽に華のん企画 03-5917-4845 までお問い合わせください。

posted by eplus at 13:15| 劇団さんに聞きました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする